公益社団法人日本放射線腫瘍学会小線源治療部会第22回学術大会

ご挨拶

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新型コロナウイルス感染症の蔓延により、2020年春以降のほぼすべての学会活動が中止・延期を余儀なくされています。日本放射線腫瘍学会第22回小線源治療部会学術大会(千葉)は、多くの先生方のご協力をいただき鋭意準備を行って参りましたが、集会としての開催を断念し誌上開催といたしました。

本学術大会をご案内するにあたり、
『小線源治療は、経験豊富な限られた熟達者による職人芸的治療から、外部照射と同様にコンピュータ技術、画像診断技術を取り入れた高精度小線源治療に移行してきました。先人達の医療人としての優れた姿勢や技術を学び、継承するとともに、画像誘導小線源治療(IGBT)による線源配置や線量分布の可視化、DVHパラメータによる客観化等を通して、高精度小線源治療の標準化・治療技術の均てん化が推進されています。・・・(中略)・・・ AI導入が目前に迫る現代の医療にあっても、小線源治療は、放射線腫瘍医とそのチームが個々の患者のがんと対峙する姿勢、そして患者に寄り添った医療を実践することが強く求められる、最高の臨床現場であり続けます。今大会のテーマは、医療の原点に立ち戻り「気合で治す!小線源治療~患者に寄り添う究極のAdaptive Radiation Therapy~」とさせていただきました。熱い心と冷静な頭脳そして最新の技術を駆使して治療を実践する第一線の臨床現場から、これから治療を導入・拡充する施設まで、皆でこれまでの成果や今後の展望について議論できればと期待しております。』
と記載させていただきました。

テーマにご賛同いただき、多くの演題を頂戴しておりましたので、ここに抄録集としてまとめました。指定演題そして一般演題に登録してくださった先生方に心より感謝申し上げます。
各医療機関が極めて厳しい状況におかれておりますが、感染症の蔓延に影響されることなく小線源治療が患者に提供し続けられることを祈念申し上げます。

日本放射線腫瘍学会
第22回小線源部会学術大会
当番世話人 宇野 隆
(千葉大学大学院医学研究院 画像診断・放射線腫瘍学 教授)

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